7.02 縦穴装備の装着
概要
ここでは前項で解説した装備の装着について解説します。
縦穴装備については代表例として以下の組み合わせを採用する。他の装備を使用していても装着方法は基本的に同じ。
| ハーネス | PETZL / スーパーアバンティ |
| チェストハーネス | PETZL / トルス |
| メインアタッチメント | PETZL / デミロンド |
| チェストアッセンダー | PETZL / クロールS |
| ハンドアッセンダー | PETZL / アッセンション |
| ディッセンダー | PETZL / ストップ |
| カウズテイル | PETZL / ストップ |
| フットループ | PETZL / デュアルケイビング |
ハーネスの装着
ハーネスを履いて太もも部分のベルトを締める。

取扱説明書より引用
メインアタッチメントを図の向きになるよう接続する。
図にはメインアタッチメントをロックするように記載されているが、後ほど装備を接続する際に外す必要があるのでロックの必要はない。

取扱説明書より引用
腰のベルトが骨盤の上に来るようしっかりと締める。

取扱説明書より引用
左図のように、ベルトが緩まないようバックルの部分を3箇所全て折り返す。ハーネスによっては右図のようにバックルに「DANGER」と記載があるため、これが隠れるようにベルトを折り返す。

取扱説明書より引用

取扱説明書より引用
メインアタッチメントにギア類を接続する
ギア類をメインアタッチメントに接続する。ハーネスの中で荷重をかけてよいのはメインアタッチメントのみなので、それ以外の場所には片付ける目的以外で接続しない。
完成形は以下の図のようになる。並びについては好みにより個人差があるが、各ギアを正常に操作できるのであれば変更しても問題ない。
写真では左からチェストアッセンダー、カウズテイル、ストップ、下側にハンドアッセンダーに繋がるダイナミックロープを接続している。
チェストアッセンダー
PETZLのアッセンダーはレバーが左側に配置されているものが多く、操作する時に外のギアにぶつかったりするのを避けるために一番左側に配置する。
ストップ
レバーが右側に配置されているので、チェストアッセンダーと同じ理由で一番右側に配置する。
接続する際のカラビナの向きは写真の向きになるよう注意する。(重力の方向や服とのスレを考慮すると、この向きが最も安全環が開きにくい)
カウズテイル
消去法で真ん中に配置する。
二股に別れている部分にはカラビナを1個ずつ接続する。

ハンドアッセンダーのセーフティコード
ハンドアッセンダーのセーフティコードは、ギアの故障等で墜落した際に安全を確保するバックアップ的な役割となる。本来はメインアタッチメントの下にかけると、荷重をかけた時にメインアタッチメント裏返ってギアが絡んでしまうリスクがある。ただし通常時に荷重をかけることはないため、メインアタッチメントの上側をスッキリさせるために下側にかける。
セーフティコードの反対側にはカラビナでハンドアッセンダーを接続する。
またカラビナにはフットループを接続する。(図ではレスキュー等で便利なようにフットループをマイロンで接続しているが、必ずしもこのようにする必要はない)
チェストハーネスの装着
ハーネスの腰ベルトにチェストハーネスを接続し、腰の真後ろまで移動させる。

二股になっている部分を肩の上から前に回す。

長い方をチェストアッセンダーの上の穴に通して折り返し、短い方のバックルに接続する。
接続したらチェストハーネスを締める。背筋が伸ばせなくなるくらいがベストで、そのくらい締めるとロープにぶら下がったときに楽な体勢になる。

ギアを片付ける
カウズテイル、ハンドアッセンダーを移動時の邪魔にならないよう片付ける。
片付け方は個人差が激しいため、一例として紹介する。
ハンドアッセンダー
利き手側の腰のストラップにカラビナを1枚付けておき、畳んでかけておく。

SRTマニュアルより引用
カウズテイル
ハンドアッセンダーと同じ場所にかけると絡みやすくなるため、利き手と反対側の腰のストラップにかけておく。
完成形


