2.01 洞窟の種類
洞窟にはその成り立ちによりいくつかの種類に分類することが出来ます。以下は日本でよく見られる洞窟になります。
- 自然洞
- 石灰洞(鍾乳洞)
- 溶岩洞
- 海食洞
- 構造洞窟
- 人口洞
- 鉱山
- 防空壕
- 井戸
自然洞
人の手によらず自然に形成された洞窟の総称です。どのような経緯で形作られたかで分類されています。
石灰洞(鍾乳洞)
石灰岩が水により溶食・浸食されて形成された洞窟です。溶けた石灰が再結晶化することで「つらら石」「石筍」など様々な二次生成物が形成されるのが特徴です。
溶岩洞
火山活動により形成された洞窟です。赤黒い火成岩で形成されていることが多く、気温は石灰洞に比べてかなり低いため、つららや氷筍など氷でできた生成物が多いのが特徴です。
海食洞
海の波によって岸壁が削られて形成される洞窟です。
構造洞窟
岩などが積み重なって形成される洞窟です。その成因からあまり大きくないのが特徴です。